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平成20年度「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」(住宅に係るもの)平成20年度補正予算に基づく追加公募(二次)について 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合

平成21年1月22日

公募概要 締切日 平成21年2月10日
状況 公募

事業内容 設備導入補助

対象者 個人

技術分野 エネルギー・環境技術分野(新エネルギー・省エネルギー導入普及)

プロジェクトコード P99045
担当部 エネルギー対策推進部

公募内容 今般、「安心実現のための緊急総合対策」実施に伴う平成20年度補正予算が成立したことに伴い、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構では、省エネルギーの普及の促進を図る事業のうち、以下の支援策の公募を実施します。


1.公募事業名称住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業(住宅に係るもの)

2.応募受付期間平成21年1月22日(木)~平成21年2月10日(火) 17時30分必着

事業概要
NEDO技術開発機構が指定する省エネルギー性の高い高効率エネルギーシステム(以下「当該システム」という)を既築、新築、増築及び改築の住宅に事業者(建築主)が導入する際に、その費用の一部を補助する事業です。
なお当該システムとしては、平成20年2月5日より公開されている「平成20年度 NEDO技術開発機構指定の住宅・建築物高効率エネルギーシステム(住宅に係るもの)」を適用します(ただし、太陽光発電を含むシステムは補助対象としません)。

補助対象事業者
当該システムを新築、既築、増築又は改築の住宅に導入する際の住宅の建築主、及び断熱改修する住宅の所有者でその住宅に常時居住する方。

補助対象事業
次世代省エネルギー基準仕様の住宅を新築する場合、当該システムの導入により一次消費エネルギー量を標準消費エネルギー量に比べ25%程度削減できること。
新築については「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づく「建設住宅性能評価」を申請し、「温熱環境に関する評価」の「省エネルギー対策等級」において「等級4」を取得することを必須条件とする。
既築の住宅をリフォームする場合、当該システムの導入により、リフォーム部分の過去1年間の一次消費エネルギー量の実績を25%程度削減できること。
既築の住宅を次世代省エネルギー基準仕様に断熱改修する場合、リフォーム部分の過去1年間の一次消費エネルギー量の実績を25%程度削減できること。ただし断熱改修する部位は【壁】【窓ガラス】【窓サッシ】【ドア】【床】【屋根又は天井】のうち二つ以上含まれていること。
既築の住宅を断熱リフォームする場合、断熱改修する面積が住宅の延床面積の1/3以上の規模であること。
システム導入後又は断熱改修後、3年間継続して電力、ガス、灯油等の使用量の報告並びにアンケート調査に協力できること。
(なお、平成21年1月8日付け国土交通省発表の大臣認定を取り消された防火設備(樹脂製窓)については補助の対象となりませんので、ご注意ください。)

補助率
補助対象費用の1/3以内。

実施方法
補助金交付要件を満たした事業申請の総額が公募予算額を超えた場合には、補助率を1/3以下に下げることや抽選により、予算枠内にて予約者を選定することがあります。なお、予約者決定時期は平成21年3月下旬を予定しています(事業の契約、着工は予約者決定通知以降となります)。


太陽電池とは
太陽電池は半導体の一種で、光エネルギーを直接電気に変えます。そして、太陽光を受けている間だけ電気を発生する太陽光発電装置です。この技術は1954年に米国で発明されました。その後、人工衛星に搭載されたりなどしてきましたが、これまでの技術開発により、光から電気にかえる効率(変換効率)が向上し、コストも下がってきたため、一般家庭用の電源としても普及し始めました。太陽電池は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素や有害な排気ガスを出さず、太陽がある限り発電をし続ける、全くクリーンな発電装置です。

太陽電池の原理
現在最も多く使われている太陽電池はシリコン太陽電池です。この太陽電池では発電のために性質の異なるn型シリコンとp型シリコンの2つのシリコン半導体を重ね合わせて使用しています。

太陽電池の種類
太陽電池は、使われる半導体によっていろいろ種類があります。大きくはシリコン系と化合物系他があります。現在の主流はシリコン系です。さらに、シリコン系の半導体には、結晶系と薄膜系があります。結晶系はシリコンを溶かして固めた後、スライスした基板を用いて作りますが、薄膜系はガラスなどの上にプラズマなどを利用して非常に薄いシリコンの膜を成膜して作ります。薄膜系は大きな面積のものを大量に作ることができますが、変換効率や信頼性の面で、まだ結晶系シリコンに劣っています。

シリコン系

結晶系シリコン

単結晶
200μm~300μmの薄いシリコンの単結晶の板(基板)に太陽電池を作ります。基板の値段が高いのが欠点ですが、性能や信頼性に優れています。

多結晶
比較的小さな結晶が集まった多結晶でできている基板に太陽電池を作ったもので、単結晶より安価で、作りやすいことから現在の主流となっています。変換効率は、やや単結晶に劣ります。

薄膜系シリコン
アモルファス(非晶質)シリコンや結晶シリコンをガラスなどの基板の上に1μm内外の非常に薄い膜を形成させて作った太陽電池です。大面積で量産ができるという特長がありますが、結晶系シリコンと比較して性能面に課題があります。

その他

化合物系

CIS系
化合物半導体の一種で、銅とインジウムとセレン等を原料とした薄膜太陽電池です。製造工程が簡単で高性能が期待できることから技術開発が進んでいます。

高効率化合物半導体
ガリウムヒ素など特別な化合物半導体の基板を使った超高性能(変換効率:30~40%)太陽電池です。現在は、コストが高く宇宙などの特殊用途ですが、将来は身近で使えるよう技術開発が行われています。

有機物系
酸化チタンについた色素が、光を吸収して電子を放出することで発電する、新しいタイプの太陽電池です。簡単につくれ、応用範囲が広いため今後の発展が期待されます。

太陽光発電とは
太陽電池を使った発電のことです。太陽光発電システムは、太陽の光を電気(直流)に変える太陽電池と、その電気を直流から交流に変えるインバータなどで構成されています。現在、日本で多く利用されている住宅用の太陽光発電システムでは、発電した電気は室内で使いますが、電気が余った時には電力会社からくる配電線に戻し、電気が不足する夜間や雨天時には配電線から電気の供給を受けます。この配電線に戻した電力は、電力会社が買い取っています。

太陽光発電は、発電のための燃料が不要で、本質的には安価な発電設備といえます。しかし、現在ではまだ太陽電池などの製造コストが高く、火力発電などと比べると発電コスト(設備の費用などから計算するコストで電気代に相当するもの)が高いため、利用が制限されています。

しかし、太陽電池の価格が下がると、太陽光発電の普及が大きく進みます。技術開発や大量生産によって太陽電池の価格は年々下がってきており、今後、住宅用や工場・商業ビル・公共施設などに太陽光発電はますます広がっていくと考えられます。

太陽光発電の期待と拡がり太陽電池については、日本は世界の生産量の約49%を占めており現在、世界最大の生産国です。技術的にも、米国や欧州に引けをとることなく進んでいます。太陽エネルギーは膨大で尽きることがありません。太陽光は1m2当たり約1kWのエネルギーを地球上に降りそそいでいます。例えば、ゴビ砂漠全部に太陽電池をひきつめますと、現在地球上で人間が使っているエネルギーの全てをまかなうことができます。それも、太陽電池の性能が上がりコストがどんどん下がっていけば、遠い夢の話ではありません。なんと言っても、太陽光発電は地球の環境に悪影響がない、クリーンなエネルギーだということが一番の魅力です。

http://www.nedo.go.jp/

About

2009年01月27日 15:00に投稿されたエントリーのページです。

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