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パナソニック電工株式会社より

次世代照明LED
皆さんのご家庭、あるいは職場の中で、毎日当たり前のように私たちを照らしてくれている照明器具。一体どれだけの電力を消費しているかご存知ですか?一般家庭では16%、オフィス・工場などでは22%を占めると言われています。今や照明器具は私たちの暮らしの中でなくてはならない存在になっていると言えるでしょう。しかし、地球温暖化問題を考える際に、エネルギー使用量の削減は非常に大きなテーマの一つです。そこで当社は、地球環境保護の観点から次世代の照明光源としてLEDの可能性に着目し、1990年代初頭からいち早く研究を進めてまいりました。

地球環境保護の観点から見たLEDの特長
長寿命、省資源、省エネ、地球環境保護、環境保全
LEDを照明器具に使用すると“長寿命・省エネ・コンパクト(省資源)・水銀レス“などの特長から、環境への負荷を大幅に低減することが可能になります。また、今までの照明器具の概念にはなかったデザインや白熱灯などでは不可能だった場所への設置が可能になり、商住空間の新たな可能性が広がります。

その他にも他の光源には無い魅力的な長所をたくさん持っています、例えば「低電圧(乾電池など)で点灯可能」、「赤外線、紫外線を殆ど含まないクールでクリーンな光」、「調光・点滅が自在なため、「寒冷地などの低温環境でも明るさ維持」など数多くあげられます。

現在、LEDの発光効率※1は白熱電球を既に上回り、数年で蛍光灯に追いつくと言われています。当社ではLEDを器具に組み込んだ「LED照明器具」としての高出力化と長寿命の両立に全力で取り組むとともに、LEDの特長一つ一つを当社独自技術により更に高める努力をしております。近い将来LEDは皆さんの生活の質を向上する「次世代の照明器具」になると私共は確信しております。
※1発光効率:1Wの電力を与えたときの光の量

LEDが街を変えた
  当社は1998年に、橙色LEDを使用したフットライトなど5品番の量産をスタートいたしました。2000年には白色LEDも採用し、LEDの特長を活かした照明展開を開始。2003年に入り本格的な照明用途への展開を図るため、専門部署を設け、LED照明の新ブランド「EVERLEDS」を立ち上げました。

現在では非住宅分野で約300品番、住宅分野で約60品番の品揃えで、更に、2003年4月の立ち上げ時期から2005年9月までの売上累計金額は50億円を突破いたしました。

当社が白色LEDを使用した照明用途の器具を始めて納入したのは1998年、機種は特注のフットライトでした。今では、その美しいカラーや視認性の良さが注目され、屋外景観分野や屋内空間の店舗、商業施設などにも採用が増えてきています。

 当社はLEDの課題である高出力化と長寿命を両立するため、LEDパッケージの改良に当社独自技術をもって取り組み、40Wの白熱灯照明器具に相当する明るさを実現した「照明用LEDユニット」の開発に成功いたしました。また、このユニットでは、LED照明器具で課題になっている色温度のバラツキ幅を、薄型蛍光板を採用することで最小限に抑えています。この「照明用LEDユニット」を搭載した「LEDベース照明シリーズ」「光る建築部材LEDベース器具シリーズ」は、ランプ交換が困難な屋外建築の組み込み照明、高所の照明の他、軒下照明や間接照明など一般照明器具としての使い方が可能となり、今後の幅広い用途展開が期待できます。

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2009年01月07日 14:26に投稿されたエントリーのページです。

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