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世界最先端 光無線通信技術の共同開発・連携 可視光通信コンソーシアムより

世界最先端 光無線通信技術の共同開発・連携
~主要3 団体による「可視光通信」標準化活動の開始~

可視光通信コンソーシアム
赤外線データ協会
光無線通信システム推進協議会
可視光通信コンソーシアム(以下VLCC、所在地:東京、会長:春山 真一郎)は、赤外線データ協会(以下IrDA、所在地:米国カリフォルニア州、会長:北角 権太郎)および光無線通信システム推進協議会(以下ICSA、所在地:東京、会長:羽鳥 光俊)と共同で、世界最先端の光無線通信技術である「可視光通信」の標準化に向けた活動を開始します。
VLCC は、2008 年9 月に、相互の技術開発および研究を推進するために、IrDA と共同開発協定を締結し、また、ICSA とリエゾン関係を結び、光無線通信関連の3 団体が共同で活動を始めました。

活動の目的は、
(1)光無線環境に関する整合性の確立
(2)光技術に関する日本の発信力の強化
(3)可視光通信の利用拡大と早期実用化 の3 点を考えております。
また、今回の標準化に向けた活動を行うことにより、「可視光通信」は以下のような活用方法が考えられます。
(1) LED が照明として普及を始めている現在、この照明光LED(可視光)に可視光通信機能を追加して、双方向通信を可能にします(照明革命=照明+通信)。
(2) 受信側の媒体には携帯電話端末が考えられます。この携帯電話端末には、すでにIrDA(赤外線データ通信)機能が組み込まれていますが、今回IrDA と組むことで、可視光通信をIrDA 機能に組み込むことができます。これにより、受信端末として携帯電話端末を使用することができるようになります。
(3) 発信側(照明光LED)、受信側(携帯電話端末)が揃うことで、GPS のような位置情報機能を、地下街やビルの中、病院の中、電車内など、GPS が使えない場所で利用でき、さらに緊急通報にも使えるようになります。
(4) 将来ロボットがさまざまな活用をされる時代になると思われます。その際、ロボットの移動には正確な位置情報が必要であり、そのような情報を照明光を通じて伝達することで制御を可能にします。
「可視光通信」は現在のような基地局建設といったインフラ構築を必要とせず、既存のインフラ(電力線+照明)を使って、通信(携帯電話)する第5 世代の通信であると言えます。

2008 年10 月24 日 可視光通信コンソーシアムより
http://www.vlcc.net/

追伸:米国の3つの大学による研究開発プロジェクト「Smart Lighting ERC Engineering Research Center)」が発足した。
プロジェクトは10年間にわたって実施される計画で、米国立科学財団(NSF:National Science Foundation)が1850万米ドル(約18億円)の資金を提供する。
「グリーン・ニューディール」にも貢献するのでは・・・
LED照明は、単純計算で消費電力が白熱灯に比較して1/4から1/5ですから地球温暖化防止に貢献するのではないでしょうか。

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2009年01月29日 13:25に投稿されたエントリーのページです。

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